自己啓発　成功　方法

【自己啓発とは】

　自己啓発（じこけいはつ）とは、自分自身をより高い
　段階へ上昇させようとするための方法です。
　より高い能力、より大きい成功、より充実した生き方、
　より高い人格などの獲得を目指ことで、 何事においても
　疑問に思うことと、どうすればより良い結果が得られる
　かを心がけることを言います。
　また、 否定する自分を許容したり、どちらでも良いと考
　える意味でもあります。
　向上を求める目的によって様々な「テーマ」や向上する
　方法があります。


【自己啓発の主なテーマ】

　自己啓発を習得するにあたって、主に以下のようなテーマがあります。

『生きがい』、『成功哲学』、『積極的態度』、『行動力・スピード』、『セルフコントロール』、
『不動心』、『集中力』、『決断力』、『人間関係』、『魅力性』、『情報収集』、『思考法』、『問題解決』

　などがあります。

「ナポレオン・ヒル」 1883年 - 1970年

　成功哲学の祖とも言われ、『頭を使って豊かになれ(思考は現実化する)』（Think and Grow Rich）の著者とし
　て世界的に有名である。
　世界一の鉄鋼王である、アンドリュー・カーネギーが自ら見出したその「成功哲学」を、ナポレオン・ヒル博士
　が体系化した『ＰＭＡ』という成功哲学プログラムがある。


「ピーター・ドラッガー」1909年 - 2005年

　オーストリア出身の経営学者。「現代経営学」、「マネジメント」 の発明者である。またマネジメント指導者の
　中の最高指導者と呼ばれる。
　ユニクロの柳井正社長がドラッカー経営を実践しているのは有名な話である。
　岩崎夏海の小説で『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は、高校の
　野球部の女子マネージャーが、ドラッカーの『マネジメント』の内容を、部の改革に活かす内容であり、日本で
　のドラッカーブームに火を付けた。その後、人気に拍車がかかり、テレビでのアニメ化や映画化もされている。


「ジョセフ・マーフィー」1898年 - 1981年

　アメリカで活動したイギリス出身の宗教家、著述家。ニューソート派に属し、主に牧師として活動していた。
　潜在意識を利用することによって自らや周りの人さえも成功、幸福へと導く「潜在意識の法則」を提唱した。
　関連著作は自己啓発書として広く流通している。
　ニューソート関係の思想家では、もっとも愛好された人物のひとりである。
　ちなみに、以前日本で有名な本であった「マーフィーの法則」の著者とは全くの別人である。
　マーフィーが唱えた成功の秘訣は、建設的に考えること、楽しい想像をする習慣（自信をもって）、祈ること、
　行動すること（『マーフィー博士　最後のことば』）


「スティーブン・R・コヴィー」 1932年 -

　作家、経営コンサルタント。ブリガムヤング大学で、学長補佐、および経営管理と組織行動学の教授を務める。
　現在はフランクリン・コヴィー社（本社アメリカ）の共同創設者であり副会長。
　『7つの習慣 成功には原則があった』の著者として世界的に有名である。
　今現在、世界で最も大きな影響力を持つ経営コンサルタントと言われている。


「ジェームス・スキナー」

　経営コンサルタント、セミナー講師、作家。世界最年少のアメリカ合衆国外交官、ＮＥＣ、社会経済生産性本部
　財務広報コピーライター、起業家、アメリカ最大級の研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長などを歴
　任など幅広く活躍している。『７つの習慣』を日本に紹介したことで一躍有名になり、テレビでの論評家活動で
　もよく知られている。
　経営コンサルタントとして100社以上の大企業や政府機関を指導しており。2社の金融グループを設立。
　世界35カ国にその事業を広げ、20社以上の企業経営に携わっている。 自身の著書「成功の９ステップ」をベー
　スとし、一回の指導でも劇的な変化をもたらしてくれる成功コーチのスーパースターとして確固たる地位を築い
　ている。経営指導やセミナーでのエネルギーの高さも大きな話題を呼び、その哲学や手法を説く「成功の９ステ
　ップ」ライブセミナーは日本一の人気を誇っている。


「カルロス・ゴーン」

　実業家。ルノーの取締役会長兼CEO (PDG) で、日産自動車の社長兼最高経営責任者（CEO）も務める。 また、
　ゴーン自身が、テレビコマーシャルやインタビューなど、メディアへの積極出演によって、日産社員および株主
　関係者への配慮を見せた。日産自動車株主総会を日本語で行うなど、全ての利害関係者へ、社内改革をアピール
　し、社内でのモチベーションを向上させた。


「中村　天風」1876年 - 1968年

　日本初のヨーガ行者。天風会を創設し、幅広い心身統一法を世に広めた。 カイロにてインドのヨーガの聖人、
　カリアッパ師と出会う。弟子入りし、ヒマラヤの高峰、カンチェンジュンガのふもとで2年半修行を行う。
　日本へ帰国途中、中国で孫文の第2次辛亥革命に「中華民国最高顧問」として協力。その謝礼として財産を得た。
　日本帰国後、東京実業貯蔵銀行頭取などを歴任、実業界で活躍する。 一切の社会的身分、財産を処分し、「統一
　哲医学会」を創設。自身の経験に基づいた教えを説き始める。政財界の実力者が数多く入会するようになる。
　京セラの稲盛和夫氏が会員として有名。
　その後、会は発展していき、1962年に国の認可で「財団法人天風会」となる。


「松下　幸之助」1894年 - 1989年

　言わずと知れた、パナソニック（旧社名：松下電器産業）を一代で築き上げた経営者である。 自分と同じく丁稚
　から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を
　立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ。今現在もなお、その経営哲学が多くの経営者、社会人に強く影響されて
　いる。


「稲盛　和夫」1932年 -

　日本の実業家。京セラ・第二電電（現・KDDI）創業者。現在は、日本航空株式会社の取締役名誉会長。
　DDI（第二電電）を設立し、電気通信事業へ参入するにあたって、自身の動機に利己的な心、「私心」がないか
　と、半年間にわたり自問したときの言葉。動機が善であり、実行過程が善であれば、結果は問う必要はない、必
　ず成功するという信念を表す。
　その誠実な経営哲学だけでなく、人間としての正しい「生き方」を記した著書が多数ある。


「堀　紘一」1945年 -

　日本の経営コンサルタント、ドリームインキュベータ代表取締役会長。 東京大学法学部卒業。ハーバード大学経
　営学修士（MBA）。読売新聞、三菱商事、ボストンコンサルティンググループ（BCG）社長を経て、ドリームイ
　ンキュベータ（DI）創業。 BCG時代には、金融、ハイテク、消費財、レジャー、アミューズメントをはじめ数多
　くの業界に対し、マーケティング・営業戦略、Eコマース、中期戦略など数多くの戦略策定及び実行を支援。
　若い社会人へのメッセージを記した著書が多数ある。


「小林　正観」1948年 - 2011年

　日本の著述作家、心理学博士、教育学博士、社会学博士 心学研究家。コンセプター（基本概念提案者）。デザイ
　ナー。歌手。
　学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象に興味を持ち、心学などの研究を行っていた。 講演は、年に
　約300回の依頼があり、全国を回る生活を続けていた。 著書においては、東洋的思考や宇宙、自然の摂理に乗っ
　取った法則を「シンプル」に解りやすく説いている。

「斉藤　一人」1948年 -

　日本の実業家。「銀座まるかん」の創業者。 漢方をベースにした化粧品や健康食品の開発に着手し、銀座日本漢
　方研究所を創業する。観音信仰や、多くの職業での経験、経営を通じて導き出された人生観を持つ。
　長者番付で12年間連続10位以内。実質手取り額で数回日本一になる。上記の「小林　正観氏」を尊敬する。
　著書は多数あり、正観氏と同じく、入り込みやすい内容で成功、人生の法則を説かれている。

　ここでは、『自己啓発』を実践するにあたり、求めているテーマに合ったオススメの著書を紹介します。


【成功哲学】

『思考は現実化する』　ナポレオン・ヒル

原題は『The Think and Grow Rich Action Pack』。人は自分自身が思い描いたような人間になれる「思考は現実化する」という、本質を記した「成功哲学書」である。 「富」とは金銭的と精神的なもの、いずれをも指すという。著者のナポレオン・ヒルは、鉄鋼王カーネギーの依頼により、「成功哲学」を研究した。特定された成功者を徹底的に調査し、彼らが成功していく過程において、共通する「思考」と「方法」をまとめたのである。この本は、なぜ「あなた」が今の「あなた」なのかをやさしく教えてくれる。


『７つの習慣』　スティーブン・R・コビィー

1990年に初版が出版されたときにブームが巻き起こり、以降1,000万部以上を売り上げ、成功哲学書として今なおベストセラーを続けている。著者のスティーブン・コヴィーは、リーダーシップ研究の第一人者であり国際的に高い評価を受けている。真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと説いており、その2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。本書の具体例も仕事と家庭においての実例が盛り込まれている。 まず「7つの習慣」を身につける前に、「パラダイムシフト」という自分や世の中に起こる現象の「認識と解釈の転換」をまず理解する必要があり、著者はこの転換の方法、実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考法などを紹介し、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。 本書は流し読むのではなく、何回もじっくり読みながら理解して、また実践することによって徐々に習得していかなければいけないであろう。それだけにバイブル的な一生物の愛読書になることは間違いない。


『成功の９ステップ』　ジェームス・スキナー

日本に『7つの習慣』を贈り出した著者が書いた成功法則。様々な成功本を調査し著者自身が実践して幅広い法則を立証している。「違いをもたらす違い」というキーワードをコンセプトとし、成功する人、しない人の違いを徹底的に検証し、9つの成功法を解りやすくまとめている。本書は多くのお金、健康、時間の自由、愛に満ちた人間関係、充実した毎日を送りたいと願う人の人生バイブルになるであろう。


『マーフィーの眠りながら成功する』　ジョセフ・マーフィー

精神法則に関する世界最高の講演者の一人である、著者ジョセフ・マーフィー博士による潜在意識を開花させ、適切な答えを得る方法を示した著書である。 自分の願望を叶える心のコントロール方法についての知識を学ぶ事が出来る。


『君に成功を贈る』　中村天風

著者の当時の講演等をまとめた、熱く、優しく、面白く、魂に直接に語りかけてくる54項目の「人生成功の哲学」を解き明かした本である。 非常に解りやすく説かれており、著者に影響を受けた著名人は多数いる。初めて著者の本を読むには、オススメの本である。



【行動力】

『運命を拓く』　中村天風

生命と宇宙の結び目、心が一切を創る。運も成功も健康も、すべて心の働きだ。心に宇宙の無限の力を取り込み、積極的に生きてみよ。多くの人をより良い人生に導いた感動の教本。


『微差力』　斎藤一人

著者が本当に伝えたかった法則を記した本。微差力とは、人生の中での微差の積み重ねで結果の差が表れます。仕事や生活において、良いと思われる行動による微差の連発、継続して出す努力をすることによって、人生の成功において大差が生じると説かれています。 シンプルで心に吸収されやすい「目からウロコ」の本です。



【リーダーシップ】

『実践的リーダーシップの鍛え方』　堀紘一

本書は、BCG時代から長きにわたって社長業を務めた著者が、リーダーシップの根源とは何か、リーダーの役割とは何かを自らの体験をもとに記した本である。 「具体的なビジョンを伝える」「自ら手本を見せる」「部下にチャンスを与える」「自 分の頭で考えさせる」「上手に褒める」等、これらが実行できなければ、リーダーになる資格はないと著者はいう。リーダーシップを向上させる上での必読書である。



【人格向上】

『生き方 人間として一番大切なこと』　稲盛和夫

充実の人生と成功をもたらす、ゆるぎなき指針。二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業した著者が語りつくした、人生哲学の集大成 人間として正しい生き方を志し、ひたすら貫きつづける。それが、いま私たちにもっとも求められている。混迷の時代において、「正しい生き方」という人生哲学を説いた集大成。


『宇宙を味方にする方程式』　小林正観

「うれしい」「楽しい」「幸せ」の本!いま話題の小林正観さんが淡々と語った毎日が楽しくなる肩の凝らない人生論。 アトピーの子がいる家庭の方程式、がんになる人の方程式、毎日が楽しくてしかたなくなる方法…。著者が淡々と語った、毎日が楽しくなる、肩の凝らない人生論を紹介。


『この世の悩みがゼロになる』　小林正観

講演回数330回の、話題の著者が教える人生の法則!　「人生が思 いどおりにならない」「仕事が嫌い」「イヤな人がいっぱいいる」、そんな悩み や苦しみを、根元からたちまち解消させる考え方を解説する。 人生が思いどおりにならない、仕事が嫌い、イヤな人がいっぱいいる―そんなあなたの悩みが、たちまち解消する考え方があります。講演回数が年330回!話題の著者が教える、人生の法則。


『こころを軽くする言葉』　小林正観

「幸せ」は目の前にある「日常」であり、 それを「幸せ」と“感じる”心があるかどうか。 事実や現象は何も変わっていない。 「見方が変われば自分が変わる。 見方が変われば世界が変わる」。(本文より) 年300回の講演で人気の著者が語る「トクする人生論」。正観さんの“法則”のポイントがわかる名言集。



【生きがい】

『マーフィー 自分に奇跡を起こす心の法則』　ジョセフ・マーフィー

本書では、日常生活における困難・挑戦・試練・決断・その他の問題に対して、それに打ち勝ち、思いどおりの人生を生きる方法を成功哲学の第一人者J・マーフィーが明らかにする


『変な人が書いた驚くほどツイてる話』　斎藤一人

「日本一の大金持ち」が教える「日本一簡単で、効果のある」話。


『人生が全部うまくいく話』　斎藤一人

「嫌な気分」がしても、すぐ「スっとした気分」になる、「景気の悪いとき」に「景気のいい話」ができる、「売れる物」を「飛ぶように売れる物」にする…「1回読む」と困ったことがなくなる。「7回読む」とすべてが思い通りになる。「伝説の名著」、ついに文庫化。



【お金儲け】

『お金の科学』　ジェームス・スキナー

全世界2000万部突破の『7つの習慣』翻訳、『成功の9ステップ』などのベストセラーで知られ、30以上の企業を経営し、総額2000億円以上を管理する金融グループを創立した経歴を持つ著者が、お金持ちになる、誰にでもできる簡単なステップを全公開。全世界2億部突破の著者達が絶賛する「究極のお金の哲学」。さらに、最新映像を収録したCD‐ROMも初公開。